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24時間換気システム

大成建設の空間王シリーズ・パルコンシリーズに共通な24時間換気シスムスをタルカスTARCASといいます

換気システムは法律でも設置が義務づけられましたが、
特に高気密(通常、同時に高断熱)の場合は自然換気ができませんので
機械式の強制換気システムが必要となります

タルカスの特徴等については大成建設のホームページをご覧下さい
ちょっと分かりにくいシステムなので大成さんも「苦労」して説明しています(笑)

ここでは我が家の実際を紹介します

我が家では年間ほとんど窓を締め切った生活をしていますが
換気面はこのシステムで何ら心配なく、
また外部からの埃の究めて少ない生活が可能となっています

システムは屋根裏に隠れています
これはほんの一部ですが、左の大きなボックスにモーターユニット
右の小さなボックスが吸気用のフィルター部です
(このフィルターの交換・清掃は廊下天井から行います)

こんなユニットや太いダクトがたくさん通っています

これは外気吸気用フィルターです

こちらは内気循環用集塵フィルター
一階と二階に各1個づつ設置されています
白が使用前、黒が一年使用後(凄いでね〜)
これと脱臭用フィルター(写真無し)を組み合わせセットします

二階廊下天井の内気用フィルター装置(大きい四角)
交換は素人でも簡単にできます
小さなダクト口は内気バイバス用

右の丸いカバーが外気吸気口(建物全体でここにしかありません)
左の雨樋の脇は二階洗面トイレ室からの強制排気口
その左側の小さな出っ張りは水洗トイレの抜気口

こちらは一階の洗面エリアからの強制排気口

リビングに設置されているコントロールパネル
CO2センサーが内臓されており、それにより運転強度が変わります
リビングに3名位いると「中」運転になったりして、シビヤーです
「お出かけ」モードとかありますが、ほとんど触る必要ありません

浴室の入り口にあるタイマー(左側)は冬に強制排気を止めて
浴室が必要以上に寒くなるのを防止するものですが
全室等温(全室エアコン)で運用しているため、ほとんど使いません

レンジフードは同時給排気式です
これは高気密の場合、通常の排気だけのフードでは
十分な排気が困難だからです

このレンジフードの屋外のダクト
上が吸気用、下が排気用です


こちちはパナソニック製マルチ・エアコン・システムです

一階天井付けの室内機(2箇所あり)

二階は壁取り付け式の室内機(全3室にあり)
配管や電源線等すべて隠れていてスッキリ

マルチエアコンなので室外機は
一階用(手前)と二階用と二台
配管は隠蔽配管でこれもスッキリ
将来の交換やメイテに一部不安を残しておりますが
外壁のすっきり感を優先

マルチエアコンの冷媒分配器(二階の天井裏設置)


間取りで配置等をご紹介

:タルカスからの室内給気口
:屋外への排気口(最終出口は各階1箇所)
:屋内通気管
:屋外空気取り込み口
:同時給排気式レンジフード
:エアコン関係機器


使い勝手、ランニングコスト等

動作音 通常運転時はタルカス機械本体音、室内への給気音ともに全く気になりません。二階洗面室の排気ファンは常時、音がしていますが、ドアを閉めれば廊下に漏れることはありません。一階の洗面室・浴室も常に弱い排気音がしていますが気になりません。
ただし、他の同一システム導入のお宅では若干動作音が気になるという方もおられ、モータの入っているメイン機器の設置場所の問題か、個人差があると思われます。
メンテナンス フィルター清掃・交換を除けばほとんどノーメンテナンス
フィルター価格 外気吸気用フィルター 約3000円/2〜3年で1回交換
内気循環用フィルター(脱臭と集塵のセット) 約20000円/1年1回交換、2セット分
動作電気代(24時間換気システム) 約2000円/月程度と推定
動作電気代(エアコン) 夏 24時間連続全室運転 約8〜9000円/月
冬 24時間連続全室運転 約9〜10000円/月
(月別の詳細は
こちら)
室内の埃 以前住んでいた在来工法の家に比べると圧倒的に少ないです。これは窓を閉め切った生活スタイルが効果高いとおもいますが、それを可能とする換気システムです。換気システムのフィルター、エアコンのフィルターでともかく室内の埃は一年に1〜2回程度清掃すればよい感じです。特に砂ぼこり感は全く無くなりました。
花粉集塵の効果 一応、外気用フィルターは花粉も集塵と書いてありますが、家にいる場合花粉症が劇的に改善されるかというとそうでもないので効果のほどはちょっと疑問もあります。外よりはよいのでしょうが。
調理臭等の拡散 キッチンやダイニングから漏れた匂いは一時他の部屋に(特に廊下)に漂いますが、すぐに治まります。トイレ、洗面所、バスは直接排気されますので、そこでは問題ありませんが、我が家はトイレと洗面が同一室なのでほとんど気になりません。
24時間換気システムだけでの温度調整 熱交換機器は入っておりませんが室内温度を逃がさない工夫がタルカスシステムには入っています。従って、反面、急激に屋内温度と外気温度を等温化させるには窓を開ける必要があります。我が家は窓を開けない生活ですので、ちょっと外が爽やかでも室内が暑い場合はエアコン動作となります。逆も同様。
ドアのアンダーカット等 室内にはタルカスから清浄な空気が給気されますが、それの排出の為に部屋のドアの下部に1センチ幅程度のアンダーカット(隙間)を設ける必要があります。我が家では気になりませんが、これによる音や光の漏れを気にする方もおられるようです。なお、我が家では一部ダクトによる排出路もあります(上記図面の黄色部分)。
室内の湿度 タルカスには湿度調整の機能はありませんので外気の湿度と同じ湿度になってきます。全室エアコン冷暖房ですので湿気は少なく、冬は乾燥気味となってしまいます。結露が嫌なので加湿器は使用していません。